
ISO27001(ISMS)取得・更新ガイドについて
このサイトは、中小企業様向けISMS取得支援実績で業界トップレベルのワークストラストが運営しています。
ISO27001(ISMS)の取得をご検討中、または更新準備を予定しているご担当者様に向けて、ISO27001(ISMS)取得から維持・更新に至るまでの重要な情報を提供しています。
ISO27001(ISMS)取得のプロセスは複雑で時間がかかりますが、このガイドを活用することで、効率的にISO27001(ISMS)取得を進めることができます。
ISO27001(ISMS)取得の主な段階として、適用範囲の決定、情報資産の調査、リスク分析、規程の作成、そして社内での運用と記録があります。
また、ISO27001(ISMS)取得後の維持・更新も重要です。定期的な法令一覧や資産目録の見直し、リスクアセスメント、従業員教育、内部監査などが必要となります。
このガイドでは、ISO27001(ISMS)取得から更新までの各段階で必要な作業や注意点を詳しく解説しています。
ISO27001(ISMS)取得のメリットやデメリット、かかる費用、よくある指摘事項とその是正方法など、ISO27001(ISMS)取得に関する幅広い情報を提供しています。
中小企業様がISO27001(ISMS)取得を円滑に進められるよう、実践的なアドバイスや解説を掲載しているので、ぜひご活用ください。
ISO27001(ISMS)取得・更新の流れ
ISO27001(ISMS)の取得・更新プロセスは、組織の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を確立し、維持するための重要なステップです。このプロセスは主に3つの段階に分けられます:ISO27001(ISMS)取得の取組み、ISO27001(ISMS)認証のための審査、そしてISMSの維持・更新です。
ISO27001(ISMS)の取組み
ISO27001(ISMS)取得をするためには、まず適用範囲の決定から始めます。この範囲内で情報資産の調査を行い、リスク分析を実施します。これらの結果に基づいて、ISO27001(ISMS)に関する規程を作成します。次に、作成した規程に従って社内でISO27001(ISMS)の運用を開始し、適切に記録を残していきます。
ISO27001(ISMS)取得のプロセスでは、情報セキュリティマネジメントシステムの構築が重要です。このシステムには、組織の情報セキュリティポリシーや目標、リスク評価プロセス、セキュリティ対策などが含まれます。ISO27001(ISMS)の取り組みでは、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を活用し、継続的な改善を図ることが求められます。
ISO27001(ISMS)取得に向けた準備期間は通常約4か月程度です。この期間中、組織はISO27001(ISMS)の要求事項を理解し、必要な文書化や手順の確立、従業員への教育訓練などを行います。ISO27001(ISMS)取得のプロセスを通じて、組織全体の情報セキュリティに対する意識が向上し、より強固な情報管理体制を構築することができます。
ISO27001(ISMS)取得の取り組みには、トップマネジメントのコミットメントが不可欠です。経営層の積極的な関与により、組織全体でISO27001(ISMS)の重要性を認識し、効果的な実施が可能となります。また、ISO27001(ISMS)の取り組みを通じて、組織の情報セキュリティリスクを特定し、適切な対策を講じることで、ビジネスの継続性や顧客からの信頼向上にもつながります。

ISO27001(ISMS)の審査
ISO27001(ISMS)取得のためには、2段階の審査プロセスを経る必要があります。このISO27001(ISMS)認証取得のための審査は、通常3か月程度の期間を要します。
第1段階審査では、お客様のISO27001(ISMS)が規格要求事項を満たしているか、組織に適切であるか、そしてPDCAサイクルが機能しているかを確認します。この段階で、情報セキュリティマネジメントシステムの基本的な構造と運用状況を評価します。
第2段階審査では、各部門におけるISO27001(ISMS)の実行状況を詳細に確認します。ここでは、情報セキュリティポリシーの実施状況や、リスクアセスメントの結果に基づく対策の有効性などを重点的に審査します。この段階で指摘事項があった場合、適切な是正措置を講じることでISO27001(ISMS)認証の取得に至ります。
審査プロセスを通じて、組織の情報セキュリティ管理の実態が明らかになり、改善点が明確になります。これにより、組織全体のセキュリティレベル向上につながり、取引先や顧客からの信頼獲得にも寄与します。
ISO27001(ISMS)審査は単なる認証取得のためだけでなく、組織の情報セキュリティ体制を強化し、継続的な改善を促進する重要な機会となります。

ISO27001(ISMS)の維持・更新
ISO27001(ISMS)の維持・更新を適切に行うためには、取得時に定めた運用を確実に実施し、その記録を正確に残すことが重要です。ISO27001(ISMS)取得後も継続的な改善が求められるため、定期的な見直しと更新が必須となります。
具体的には、法令一覧、資産目録、リスクアセスメントシート、リスク対応計画、目的達成度の評価等の見直しを行う必要があります。
これらの見直しにより、ISO27001(ISMS)取得組織は最新の法令や脅威に対応し、情報セキュリティ管理体制を常に最適化することができます。
また、ISO27001(ISMS)取得組織は年に最低1回、以下の重要な活動を実施しなければなりません。
従業員教育:ISO27001(ISMS)の重要性や最新のセキュリティ脅威について、全従業員に対して教育を行います。
内部監査:組織内のISO27001(ISMS)運用状況を客観的に評価し、改善点を特定します。
代表者による見直し:経営層がISO27001(ISMS)の有効性を評価し、必要な改善策を決定します。
これらの活動を通じて、ISO27001(ISMS)取得組織は継続的な改善サイクル(PDCAサイクル)を回し、情報セキュリティマネジメントシステムの実効性を維持・向上させることができます。
ISO27001(ISMS)取得後の維持・更新は、組織の情報セキュリティ体制を強化し、ステークホルダーからの信頼を維持するために不可欠なプロセスです。
適切な維持・更新活動を通じて、組織は常に変化するセキュリティ環境に適応し、ISO27001(ISMS)認証を継続的に保持することができます。
